Yanotaka's blog

たたみの危機

おれは畳部屋が好きだ。

部屋の中ならどこでも座れる自由度とい草の香りが大好きだ。

将来自分で家を建てるとしたら、最低一部屋は和室を作りたいと考えているし、

そのときの連れが反対しなければ、畳中心のリビングとかも作ってみたい。

偶然にも、今住んでいるアパートも畳部屋だ、

その畳が危ないらしい。

二十五日から九月五日まで、全国畳産業振興会が「このままでは畳が危ない」キャンペーンで、CMを流すらしい。今朝の産経新聞に小さい記事が載っていた。

何でもこの十年間で畳の需要は半分にまで落ち込んでしまっており、今も減りつづけているとか。

いま、新築のアパートで和室中心の部屋構成になっている物件はほとんどないだろう。

おれの部屋は和室だが、なんといっても築二十九年。非常に古い。

今残っている和室のアパートはみんなこんなものなのだろう。

振興会が進めようとしていることは、畳の良さをわかってもらうとか、畳は懐かしい匂いがするから落ち着くとか、いったい誰に対してPRしようとしているのかよくわからない。

畳が好きな人間はたくさんいるはずだ。

せっかく「和」ブームなのに、畳自体が話題に上ることはあまりない。

ライフスタイル誌で紹介される一人暮らしの部屋も、おれが住んでいるような古いアパートばかりだ。

おれが家を建てるときに、和室を作る費用がとんでもない価格になっていないことを祈る。

全国畳産業振興会

全日本畳事業協同組合

用語検索の力

月額200円と非常に安かったので、イミダス用語検索サービスに入会した。

その中に、「今日のイミダス」いう機能があったので、早速自分の誕生日を調べてみた。

●今日生まれの人

1978年 関野沙織（タレント）

1977年 小松拓也（俳優）

1977年 戸田和幸（トッテナム）

1975年 岩渕健輔（ラグビー日本代表SO）

1975年 タイガー・ウッズ（プロゴルファー）

1975年 西野妙子（TAEKO）（タレント）

1971年 元木大介（巨人・内野手）

1963年 KONISHIKI（元大関小錦・タレント）

1962年 小川菜摘（タレント）

1962年 崎谷健次郎（歌手・作曲家）

1953年 ゴンザレス三上（GONTITI）

1949年 山本潤子（元赤い鳥・Hi-Fi Set）

おお、たくさんいる。タイガーウッズは知ってたけど、元木とKONISHIKIが一緒だったとはしらなかった。

●今日の事件簿

1993年 イスラエルとバチカンが外交関係樹立。2000年間の対立に幕。

1991年 「ジャパン〓グアム・ヨットレース」に参加の尾道市の日本海洋技術専門学校のヨットが八丈島沖で遭難。死者4人、行方不明4人。同レースで1月にもう1艇遭難。

1988年 太陽神戸銀行現金輸送車乗り逃げ事件。3億2250万円を強奪。

1986年 1987年度予算案で、防衛費が初めて対GNP比1％を突破。

1977年 東京外為市場年末終値「1ドル＝240円」。

1969年 甲府市中心街で連続16件の放火事件発生。

1967年 室蘭市のパチンコ店火災で、住み込みの少女店員ら7人が焼死。

1962年 静岡県小笠郡で竜巻。瞬間最大風速50ｍの突風で121棟が全半壊に。

1955年 東京で気温20.7度の異常暖冬。

1927年 「浅草〓上野」間（2.2km）に日本初の地下鉄開通。初日の乗客10万人。

●今日は何の日？

地下鉄記念日　ルーマニア建国記念日　みその日（毎月30日）

横光利一忌（1947年没）

あまり印象に残る記事も記念日もない。

年末の忙しい時期に生まれた俺だが、忙しい時期という以上の出来事はないようだ。

地下鉄の日？

だからなんだと言いたい。

しかし、このイミダスのサービスは面白い。

適当に検索をかけて色々と読んでいるといい勉強になるし、関連するキーワードがリストアップされるので、本をパラパラとめくるよりも使いやすい。

使う価値あり。おすすめです。

つながり

昨日、8月15日は終戦記念日だった。

そのことに気づいたのは帰りの電車の中。朝に買った読売新聞の朝刊を読んでいたときだ。一面の左下に政府広報の広告が掲載されていた。

「正午から一分間の黙祷を。。。」

もう正午は戻ってこない。

この広告を呼んだとき、「そうか、今日は終戦記念日か」という感慨深い反応ができていれば救いがあったのだが、「そうか、今日は8月15日か」なんていう悲しい反応をしているおれがいた。

日付を意識していない生活をしているわけではないが、ただの目印としてしかカレンダーが見えていない。ひどく閉じた世界にいるような気分になった。視野が狭くなっているんだな。落ち着いて周りを見渡すことが減っている。まあ、今年は気が付いただけまだましだ。

人間、ある程度のゆとりは必要で、それが寝るだけの時間になってしまうのは悲しすぎる。

適度に広がりをもった人間でありたい。

盆休み（あほたれ）

おれはクリーニング屋に行くとき、洗濯物は袋に入れずに持っていく。店の大半はハンガーを預かってはくれないし、いちいち袋に入れるのも面倒だ。今朝は二週間分のワイシャツをもって、ちょっと早めに出勤。クリーニング屋を目指した。

休みだった。

袋に入っていないワイシャツを会社に持っていくわけには行かず、いったん帰宅。確認しておかない自分が悪いのにキレ気味で、「年中無休じゃねーのかよ。おれが行くときに開いてなきゃ意味ねぇ」と心の中で叫んでた。

明日がもし休みだと、来週着るワイシャツがなくなってしまう。

しかたねーから自分で洗うか。ワイシャツ。

いつもより早めに家を出たのに、半ダッシュで駅に向かうおれがいた。。。

ジークジオン

ガンダム占いをやってみた。

おれはギレン・ザビらしい。

家族を守りながら、自分のやるべきことを最後まで遂行するタイプ。とのこと。。。

「我々は１人の英雄を失った。しかしこれは敗北を意味するのか？否！！始まりなのだ」

ジィィィィクジオン！！

意志

「結果よりも姿勢だと思ってます。若い連中に負けずに、頑張っていきたいと思います。」

Jリーグのオールスターゲームで3年連続で得点を決めた三浦知良（カズ）のコメントだ。カズに対する思い入れが強いからだろうが、正直、感動させられる。自分の選んだことに誠実に、納得行くまで続けるであろうカズの信念を感じる。

自分もそうありたい、そう感じさせてくれたカズに、ただ感謝。

材料

書くためには材料がいる。

文章を書くとする。書く内容に関する材料がなければ書き始めることもできない。また、材料が足りないと感じたときは、どんなに頑張っても文章を収束させることができない。

必要な材料は、文章の量や自分の表現力によって変わってくるが、それを判断するには経験が必要なのだろう。経験がない場合は、納得行くまで集めるしかない。

それでも足りないこともある。難しい話だ。

金持ちの強み

アーノルド・シュワルツェネッガーがカリフォルニア州知事選に立候補するそうだ。今日のワイドショーはこの話題で持ちきり。

記者会見で、「皆さんご存知の通り、私には十分な資金がある。。。」とか言っていた。確かにそうで、ターミネータ3のギャラが日本円にして36億円だったと思う。選挙資金を集める必要がないわけだ。

金のことを考えずにPRに集中できるのは強みだ。今後の展開がとても楽しみ。

理想と現実

写真の左側に移る建物は、とあるマンションのモデルルームだ、深夜0時までそのライトは輝き、星の輝きを消してしまう。写真には写っていないが、この手前にもマンションが建造中である。マンションの工事が始まるまで、道の脇には見事な雪柳が生えていて、桜の少ないこの付近では、春の象徴になっていた。

このあたりにわずかに残る田んぼや畑は、「望まれた風景」にも書いたように、みんな私有地だ。建造中のマンションにしても、この土地に長く住む人が、家族のためを想い、自らの土地に建てているものだ。新参者のおれがとやかく言うような問題ではない。　

しかし、寂しいことには違いない。

人と緑が共存してきた美しい（と人が感じる）風景は次々に消え、合理化された無機質な建物が満ち溢れていく。このあたりの田畑がすべて消えるとき。それは、おれがこの土地を去るときでもある。

いつも頭に水まくら

新聞の政治、国際記事や、社説を読んでいると、怒りを感じてしまうことが多い。政治家の発言や、今起きている現実に対しての感情だが、とにかく「怒り」という感情なのだ。

やり場のない怒りと言えば格好が良いが、個人的には少し残念だ。事柄自体に対しては鼻で笑っていられるくらいが、おれの理想だ。現状を冷めた目で見て、それを細かく分析した上で物事の是非を問えるくらいの余裕を持つ。そうありたい。