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前回のブログもそうだったのだが、文章はポメラで書いて送信はBlackberryから行った。本や商品の紹介はできないが、ブログを書いて送信するくらいだったらそれで事足りる。
それでなにが起きたかというと、ノートパソコンを持ち歩かずに済んでしまったということ。そうすると、鞄のサイズが一回り小さくて済む。個人的には結構大きいことなんだ。これが。
ノートパソコンを持ち歩こうとすると、緩衝材付きのケースが必要になる。そうすると、専用のケースに入れるか、ノートパソコンを入れるスペースのあるブリーフケースに入れるしかない。休日なのに。
ポメラだとケースに入れても小さな鞄に入る。microSDカードをBlackberryに入れ替える手間はあるが、それにしたってノートパソコンにデータを転送するよりは楽だったりもする。
小さな変化。代用品や別の手段はいろいろあるが、現状自分にとって文章を書くのに最もストレスフリーな端末がポメラだったからこそ起きた変化かもしれない。同じような端末でも、起動や入力時にストレスをちょっとでも感じるようなものだったらだめだったのかもしれない。
BlackBerry from DOCOMO
来週10日にiPadの予約が開始される。iPadについては発表当時はあまり興味がなかったのだが、仕様の紹介を知るにつれて興味をもち、イベントの懇親会でいち早く手に入れた方にiPadにプレゼン資料を見せられながら説明を受けたりしている過程でどんどん欲しくなってきている。でもとりあえずは買えない。お金がないから。だから教えてください。
iPadという端末が生む新しいライフスタイルやワークスタイルに関しては、自分がさわっていないのでなにも分からない。想像はできるけど、それは既存の自分のスタイルの延長上でしか考えられないので、それはきっと「新しいこと」ではない。Twitterにしても、自分でblackberryを使うようになって、常時参照ができたり、瞬間的に書き込みができるようになるまでは対して利用もしなかったし、大して価値も感じていなかった。
今興味があるのは、ノートパソコン+スマートフォンという自分の構成が、iPad+スマートフォンに置き換えられるかどうか。外出時だけでなく、日常の仕事、生活おいても。
これはたぶん変えられる。メールの読み書きがスマートフォンより迅速にできて、Keynoteで資料も作成ができて、リモートデスクトップで時たまPCの環境にアクセスができればたぶん置き換えられる。でもそれだけだと、iPadを使っているという自己満足だけで、入力がスマートフォンより早いといってもPCより遅いわけで、効率は落ちてしまいそう。
では他の価値は? というと、いま思いつくのは「見せる」という行為。イベントの懇親会会場でiPadで資料を見せてもらいながら説明を受けたと書いたが、これはiPadでないとできないかな、と思っている。ノートパソコンでは仰々しいし、スマートフォンでは見にくい。懇親会どころか、居酒屋の席でも十分使えそうな気がする。
どんな場所でも即座にプレゼン。チョット魅力的、いやすごく魅力的か。iPadなだけにはじめのうちであればかっこ良く見える効果もあるか?
いま見えているのはそれだけなのだが、個人が見いだせる可能性が自分以外にも山ほど言われている端末だけに、自分が感じる「いままでにない魅力」が一つあるだけで、それは「買い」だということを意味しているのではなかろうか。
あーほしい。
BlackBerry from DOCOMO
GW中に久々にブログを書くことを再開して、意識はしていないもののほぼ毎日更新をしている。ブログを書き始めたのが2001年頃。このブログに記録が残っているのが2002年からか。合計でも100件弱しか更新していないのだが、それでもその当時の記事がネット上に残っているのはありがたい。ただまあ、ブログを継続しているとは言い難い。単純に何度も挫折しているだけなのだが。。。
ブログを書き始めた頃は編集会議の「編集・ライター養成講座」に通っていた頃で、記事でお金が取れる内容とはどんなものか、と言うような事を意識して書こうとしていた。プロのライターになるにはどうしたらいいのか、とか様々な人が面白いと感じてくれる記事とはどんなものかとか、あれこれ打算的なことを考えていたわけだ。そうすると、変なプレッシャーばかりかかってしまい書けなくなる。内容も変にまとまってつまらなくなる。
今は、結構気楽に文章を書いている。というのは、極めて主観的で個人的な感想だったとしても、内容が陳腐で合ったとしても、ある個人の意見や考えはネット上ではそれなりに役に立つ事がわかってきたからだと思う。そう考えられるようになったのはTwitterのおかげだと思う。
ブログをあれこれ読んでいた頃から何となく感じていたことだが、Twitterに関しても同じで、ある時事情報や自分が欲しいモノがあった際に、一人のレビューやブログの記事だけを参考にすることはない。色々な人の意見を多数吸収することで、多角的な意見を知ることができ、その複合要素である事柄の全貌であったり、モノの価値や自分に合うかどうかなどを知ることが出来る。1件のブログの記事の品質はそんなに問題ではなく、色々な立場の人たちの意見や感想を吸収できることが重要だと思う。
Twitterがすごいのは、その多角的な意見をほぼリアルタイムで、膨大な数の情報に触れられる事だと思う。ブログではそんなにたくさんの記事に触れる事は出来ないが、Twitterであればキーワード検索をかけるだけで、内容によってはとんでもない数の意見を聞くことが出来る。Twitterを日常的に見続けている理由はそのためで、既存メディアに代わるモノだと言われている理由もそんなところだろう。情報源として自分がある程度信頼している人をフォローしておけば、関連する情報は日々TLに入ってくるし、キーワード検索をかければ、自分の価値観を超えた領域の人たちの話も聞くことが出来る。
まあ、これはTwitterの話で、逆にTwitterがこれだけ普及してきたことで、ブログの意味合いも少し変わってきているのかもしれない。情報量が多いだけに、誰のブログでも読むわけでもなくなり、読む価値を感じる人のブログしか読まなくなった。かといって、あまり気合いを入れすぎる必要性も感じない。それぞれの価値観で自由に書いてくれれば、立場の違う、生き方も違う人たちの話は十分ありがたく、読むときには読む。多分、書き手がプロでも素人でも平均点の差はあっても変わらない。
そう考えるようになって、ブログが書きやすくなった。
継続するかどうかは分からないが。。。
堀江貴文氏の新刊「稼げる 超ソーシャルフィルタリング」を読んだ。
Twitterでのつぶやきやブログが非常に面白かったこと、その後おもわず有料メルマガに申し込んでしまったこと、そしてそのメルマガがまた異常に面白かったこともあり、基本内容については信頼していた。なんとなく、読んだらすぐ使えるような内容を記載するはずだという思いこみもあった。
また、氏がライブドア時代に執筆した「100億稼ぐ仕事術 (SB文庫)」などで、1日5000通のメールを捌いていたことが記載されていたことや、自分の現状の仕事を省みた際に、メールのウェイトは非常に高いにも関わらず。その裁き方の工夫は対してしていないこと。また、今回の内容が従来のメール術をベースにGmail、iPhone、Twitterなどの「いまのツール(Gmail、Twitter、iPhone)」を活用に視点をあてた現代版だと言うこともあり、発売された直後に即買いした。
本書は3部構成で、1部がTwitterとiPhoneによるソーシャルフィルタリング、2部がGmailを利用したメールの捌き方方、3部がメーリングリストを利用した仕事の進め方がまとめられている。本のタイトルであるソーシャルフィルタリングは1部にかかっており、2部、3部は前作(100億稼ぐ超メール術 1日5000通メールを処理する私のデジタル仕事術)の内容を現代のツールに併せてブラッシュアップした内容となっている。自分は前作は読んでいないのだが、今使っているツールが今回の内容に近いので、あえて前作は無視してしまった。
個人的に読みたかったのが2部と3部。Gmailを最近使える環境になったというのもあり、従来からの課題であったメールを捌くための材料になればよいと思ったからだ。そして、その効果は抜群だった。記載されていること自体はそれほど目新しいことではないのだが、少なくとも自分の数十倍のメールを日々捌いていると思われる氏の記述には説得力があり、とりあえずなにも考えずに実践する気になる。
最も役にたったのがGmailのキーボードショートカットとその使い方。ツールを使う際にヘルプやマニュアルを見ないで使う癖があるせいか、この手の機能はあまり使うことはなかったのだが、今回使ってみて驚いた。キーボードから手を離さずに処理をできることが、これほどラクだとは。。。
また、メールの処理方法自体も効率重視で分かりやすい。基本的な思想はGTDに近いものを感じるが、メール中心に仕事を進めることを前提に、よりシンプルにしたようなイメージだ。これも個人的には目からウロコで、受信トレイからメールが消えること(既読、未読問わない)がこれほど気分がいいとは思わなかった。
Gmailを軸にした解説になっているため、Gmailを使える環境にない人には直接的なメリットはないかもしれないが、その手法は参考になると思われる。ただし、Gmailを使ってその感覚をつかんでから自分の環境に持ち込んだ方が良いのではないかと思う。まあ、これまでも自前のメーラーを利用し、ショートカットキーを使いまくって処理をしている人は問題ないのかもしれない。
3部のメーリングリストの活用方に関しても、2部のメール処理の効率化があってこその話だと思ってしまう。メールの処理が滞っている状態では、グループのコミュニケーションツールまでメールに統合されてしまうことは、情報がメールに集中しすぎてしまい、効率低下につながると考えてしまいかねないし、自分もそう思っていた。
というわけで、実行手段がとてもリアルに説明されているため、とても分かりやすく試しやすい。メールの処理に苦しんでいる人には極めてオススメ。価格も1000円程度と安いので、あまり抵抗なく買ってしまった。。。
ポメラ4日目。
実は初日に一度データが全部消えてしまい。ふざけんなこのやろうと吠えたこともあったのだが、それ以外は特に問題もなく快適に利用している。キーボードの感度にも慣れてきた。
しかし、休日中だからということもあろうが、1日においてポメラを開く回数は極端に少ないということがわかった。基本的にポメラはメモであれブログであれほかの何であれ、入力を行うためのツールであるから、書くときにしか使わない。あたりまえだが。
参照にはBlackberryやノートパソコンなど、ネットにつながっている端末を利用する。自分が書いた文書でさえ、ポメラ上で参照することは非常に少ない。だろう。ぶっちゃけ、ブログの文章を書くときでさえ、物足りないと感じることもある。文章を書く際に自分の記憶だけで完結できることはとても少ないからである。それは、過去に自分が書いたものだったり、いつか使うことを想定してためてきた資料やブックマークだったり、同じテーマで書こうと思っていたが、下書きのまま保留になっていた下書き原稿だったり、誰でも様々なものを利用しながら文章を書き上げているに違いない。
ただ、そんなことは、ポメラのコンセプトからはずれていると元々言われているわけで、あくまでメモ帳の延長上にいるわけだから、ノートパソコンでメモ帳やテキストエディタで今までやってきたことが、独立して端末になったものだと考えるしかない。むしろ、昔のプリンタ一体型のワープロ専用機を使っている感覚に近い。
そして、不思議な現象も起きている。
今は家にいて、ノートパソコンも使える状態にいるわけだが、この文章を書くのにノートパソコンではなく、ポメラを利用している自分がいる。何でだろう。たぶん理由はいくつかある。
前述の話ではないが、未だにワープロ専用機にこだわって執筆活動を続けているプロの方々の感覚と近いものがあるのかもしれない。道具としての気持ちよさと、よけいな機能が付いていないことによる集中力の向上。集中力やモチベーションは個人の問題ではあるが、道具でそれがコントロールできるのであれば、それはそれで良いと思われる。
まあ、ポメラを使い初めてまだ4日目の新参者なので、余りたいそうなことを言えたもんでもないが、率直に感じたことなので書いてみた。
みんなどれだけ使っているのだろうか。
KINGJIM デジタルメモ「ポメラ」 DM10クロ プレミアムブラック
自分が使っているのはこの色だった。
今日は一日鎌倉にいた。
でも、鎌倉の話ではない。
武蔵小杉が湘南新宿ラインや横須賀線の停車駅になっていることを知ったのは今朝の話で、便利になったものだと思っていたが、現時点では途方もないホーム間の移動を強いられることになる。JRの改札を通ってから500メートル。徒歩10分弱かかるわけで、危うく目当ての電車に乗り遅れるところだった。
しかし、横須賀線のホームについて周りを見渡してみると、高層マンションに囲まれている。それで勝手に納得。作り手は既存の住人なんぞどうでもよいと考えているのかもしれないと思ってしまった。武蔵小杉に、いや、武蔵小杉の横須賀線改札の近くに新規に移住する人たちにとって、新宿までxx分という数字が重要なのかもしれないと。
実際、既存の住人や自分のような武蔵小杉の近くにすむ人間からすれば、横須賀線が通ることによって良いことはあっても悪いことは特にないだろう。自分もおそらく20分から30分くらい早く鎌倉に着けている。いや、便利便利。
まあつまりそういうことなのだろう。乗り換え時間が長すぎるとか不満をぼやいても、今後の武蔵小杉を思うと期待しかない。ショッピングモールとかできるかな、シネコンも入るかもしれないなとか、妄想を膨らませてしまう。
まだちゃんと調べてないが、都市開発は鹿島・大林JVが進めているようで、きっといろんなことを考えてくれていることだろう。
今はその過程。いや楽しみだ。
ゴールデンウィークとは不思議なもので、いつもの週末よりも意識的に外出しなければ、活動的に行動しなければという気分になる。でも、いつもと違う場所に行くことがリフレッシュにもなり、場合によっては仕事をしていく上でも刺激になる、吸収できることがあるというのが、今日の話。
自分は現在大岡山に住んでいる。東急目黒線と大井町線が交わった意外に便利な駅で、目黒から地下鉄都営三田線と南北線に連結していることと、大井町経由で品川にも短時間でいけるため、路線頭上で表示されているイメージ以上に交通の便は良い。東工大の最寄り駅としてが最も有名なのだろうか。
転居するまで気づかなかったのだが、自由が丘が驚くほど近い(いや、もちろん個人的な感覚だが)。東工大の構内を通り、桜の並木があつらえてある遊歩道をすすむと10数分で自由が丘に着いてしまう。そのせいか、日曜日の夜に自宅で飯を食った後に、のんびりと自由が丘まで歩き、スターバックスでコーヒーを飲んでまた歩いて帰ってくるというちょっとした贅沢が、ここ最近の週間になっている。
今日は自由が丘ではなく、自由が丘の隣の九品仏ちかくの雑貨屋? である「D&DEPARTMENT PROJECT TOKYO(http://www.d-department.com/jp/shop/tokyo/)」が目的地。2週間前暗いに相方が散歩がてらに行ってきたようで、その後聞いた際には個性のある品々が売っているよくあるちょっと「おされ」な雑貨屋くらいにしか思っていなかった。
九品仏の駅からはそれほど離れていない、ちょっと、いや、だいぶ古いマンションの1階と2階を改装していて、2階が店舗、1階にはカフェが併設されている。店舗には家具と文具、キッチン雑貨、食器、少々の食品が比較的ゆとりをもって配置されていて、それだけ聞くとよくある店だが、D&DEPARTMENT PROJECTを牽引しているナガオカケンメイ氏の書籍や、PROJECTから生まれたムックや雑誌、そこから醸し出される一貫性を感じるコンセプトが、店の空気や並べられている品々をちょっと違ったものに見せてくれる。
実際、店舗の奥にはギャラリーが設置されていて、たまたま今日は「毎年、日本全体を眺めて、自分たちの国を再認識する」という企画である「NIPPON VISION3 DESIGN TRAVEL」の東京展をやっていた。日本各地の観光、交通ポスターや小冊子など、その土地からインスピレーションを得て生まれたデザインが、都心では生まれない独自の世界観を持ちはじめていると、郷土料理や土地に根付いた旅館などに照らし併せて着目されている。
このプロジェクトの一環なのか、D&DEPARTMENT PROJECTのセンスで場所や人、食を年に4回、13年間がかりで発刊するトラベル本などもあり、「観光もデザインへ」というキャッチのもと、既に北海道と鹿児島が発行されている以前、六本木ヒルズ近くのTSUTAYAでこれの北海道版とナガオカケンメイ氏の本が平積されていて、その場で「ナガオカケンメイの考え」という日記調の本を買ったことがあった。当時、氏が情熱大陸に取り上げられた直後だったのかもしれない。
本もそうなのだが、こういった店舗の価値はそれらが生み出す空気だと思っている。深い思慮があるわけではなく、自分がそうだからなのだが、洗練された空間デザインはその場所自体に独特の空気を持っていて、その場にいるだけでチョットした高揚感を感じることができ、まるで自分がそういったデザインの一翼を担っているような錯覚さえ引き起こす。いや、起こされる。
本の購入などまさにそうで、本を買って読む。読んでそれに影響されて行動したりすると、その感覚はより高まる。ようするに気分がいいわけだ。でも、その気分だけで気分がリフレッシュできる。その空間にいるだけで感覚が透明感を増してくる。デザインが人に与える影響ってそういうもんなんじゃないかと思う。
たぶん、普段の仕事に照らしあわせても同じだ。いいノートや筆記具を使えばメモを取る気になるし、きれいなオフィスや会議室で働いていれば、そういった環境で働いていることを自覚して行動するようになるかもしれない。現時点でのiPhoneとそれ以外、Appleとそれ以外で起きていることも、それに近いのではないか。決定的な違いは「空気」。人に感じさせるものが違うから、これだけの差が生まれている。
・・・そんなことを感じた一日だった。無意味な日なんかないね。
借りていたポメラを使ってみる
これまで、ノートパソコンを持ち歩いていたので必要ないと思い、自分ではなく相方に渡していた(相方も使っていなかったが。。。)。しかし、最近外部のセミナーに再び頻繁にいくようになって、PCの電源がセミナー中持たないということに気がつき始めた。
まあ、自分の使い方も悪い。電源の借りられない会場で、ノートパソコンにはデータ通信カードが刺さり、手持ちのBlackberryの充電にも使っているとあれば、そりゃ持たない。
電源が持たないことが現状のモバイルライフのもっとも大きな課題だと嘆いても仕方がないので、ふと相方に渡していたポメラのことを思い出したわけだ。
まだ試している段階だからよくわからない。
実際、この文章を書いているのが自分にとっての初めてのポメラ。普段からAtokを使っているためか、何の違和感もない。キーボードも問題なくタッチタイプできる。気持ち意識的にキーをたたかなければ認識しないようにも思える。
販売されてから気づくとまわりにも使っている人が増え、評判もすごぶる良いようだ。モデルチェンジも繰り返されている。ノートパソコンを普段から利用している人も、利用していない人も、自分のスタイルに併せて利用している。ある人はノートパソコンの補完として、ある人はノートパソコンの代わりとして。
キングジムから発売されているこの端末は、情報端末ではなくあくまで筆記具なのだそうだ。価格帯も高級万年筆を意識している。乾電池を利用しているのも、万年筆のインクを買う感覚で電池を買うみたいなことを意識しているのだろうか。電池の方がやすいけど。
この、他の端末では考えられないような駆動時間を誇る古くも新しい現代のタイプライターを利用して、今後は時たまブログを更新してみようと思っている。
借り物だし、手放せなくなったらどうしようかとちょっと悩んでいるが、それは後から考えればいい。今感じているのはひとつ。これは魅力的な機械だ。ということ。ネットにつながらず、自分の記憶のだけを頼りに文章を書くこと。これはなんだか幸せだ。
たしかに。万年筆を紙に走らせるのに似ているのかもしれない。。。
KINGJIM デジタルメモ「ポメラ」 DM10シロ パールホワイト
システムをつなぐ。
半ば永遠のテーマであり、これまでも常に言われ続けてきた。考えてみると、個人で使っているサービスですら、まだ完全に繋がっているとは言いがたく、色々なサービスをどう組み合わせて使うかを、様々な切り口で公開されている。lifehackと呼ばれている世界はまさにそれだ。
今、自分はBlackberryを使っているが、大分繋がってきたと感じる。Todoとカレンダー、メールボックスとTwitter,facebook,メッセンジャーの連携。通知関連はすべて単一のメールボックスに集約されてきた。ブラウザでURLを取得すると、そこからやはりメール、Twitter、facebookにひきわたすこともできるようになった。ちょっと前と比べると、利便性の向上は恐るべきものだ。4月にドコモ空発売されるandroidケータイ「xperia」を見ても、様々なソーシャルサービスとカメラやメディアプレーヤーまで連動して機能するようになっている。
明らかに、独立したサービスの強化から、様々なサービスの繋ぎを前提として商品を展開し始めているのがわかる。そして、サービスを提供する側も、意図的に繋いでもらうことを望んでAPIを提供しているのがわかる。
つなぐことは、もはや当たり前になってきているわけだ。少なくとも個人向けサービスにおいては、だ。
一方で、企業内のシステムはどうか。これは正直これからなのだろう。SOAへの取り組みは一部の先進的な企業では取り組み始めているが、既存のパッケージは相互運用性への意識が足りず、構造上他のシステムとつなぐことを許さない。お客様をロックインしたいのはわかるが、その考えは時代遅れと言っていい。
どうせひとつのソリューションですべてのよう件に対応するのは無理なのだから、繋げてもらうことを意識していた方が、使ってもらう機会は自然と増えるはずだ。
徐々につなぐことを前提にしたソフトウェアも増えつつあるが、まだまだ足りない。もっと仲良くしようぜ。その方がお互いメリットがあるはずなのだから。